オーダーメイド再開のお知らせ
当BLOGでの報告が遅れてしまい、大変申し訳ございません
LOBSTER CLIMBING TECHNICA は、
6月1日よりショートパンツ "SURE SHOT SHORTS" のオーダーメイドを再開いたしました
皆様からのご注文、お問合せをお待ちしております
下記にて、簡素ながらオーダーメイドに関しての説明とさせていただきます
【価格】
¥6480(税込、送料別) 令和1年6月現在
【サイズ】
S,M,L
【色】
下記写真の中からお選びいただけますが、淡色は注意事項がありますので事前にお伝えします
【納期】
オーダーの混み具合により変動しますが目安として一ヶ月です
【お届け方法】
レターパックorご相談の上、手渡し
【お代金】
ジャパンネット銀行口座振込 (手渡しの場合は現金でのお支払いも承っております)
以上になります
引き続き、クライマー諸氏の目指すもののお手伝いが出来る様、ウェアを通してサポートさせていただきたいと思います
宜しくお願いします
チョークバックsampleを
作成しました。
先日部屋でミシンを踏んでいると、未開封のチョークがあるのを思い出しました。
TOKYO粉末のBLACKなのですが、高価ないただきもの故に何だか神々しくてずっと使用するのを躊躇していました。
しかし春分の日に那須塩原へ遠出することが決まったので、この新しいチョークを使おう!と決心しまたのはいいものの、
今使用しているチョークバック(5年くらい前に作成したもの)にはいつもの定番USAMIXが入っていて、これを捨てるのも勿体無い^^;
TOKYO用に新しいチョークバック買ってもいいかなと思ったけど、欲しいバックも見つからない、、、
ということで、急遽作ってみました。
そこで出来上がったものが↑の写真です。
実は前々からクリア素材のチョークバックが有ったら便利?と思い、ビニール素材だけは購入していました。このビニール素材はチョークバックに求められる、"外部からの湿気侵入を防ぎ、粉末の噴き出しを防ぐ高密度生地"という条件を満たしています。
(通勤バッグのなかで粉が少しでも噴き出したら、一大事ですね、、、)
それでもチョークバックに適切な素材か?は実際作って使用しないとわかりません。
アバウトな製図をしたら、さあ裁断です。
長方形の形にカットして次は縫製ですが、
実は縫製に一つテーマを設定しました。
それは、
「出来るだけミシンを使わない」
です。
ミシンを多用→生地に針穴が増える→粉末噴き出しの要因になるからです。
しかし、チョークバックの形にするにはミシン縫製をそれなりに使わないといけない矛盾も有ります。
それを解決するカギとなるのが、日本人なら誰でもあそんだことのある"折り紙"です。
折り紙は、平面の紙を"畳む・開く"というシンプルな工程だけであの立体的なカタチを成す事ができるのです。
直線で構成する和裁(和式裁縫)の真髄が詰まっています。
ビニールは先述のメリットもありますが、硬く縫いにくいという縫い手泣かせのデメリットもあります。
これを折り紙の考え方で解決しようと思います。
縫い始めます。
といっても、この折り紙概念で構成した製図というか型紙だとチョークを容する袋部分の縫製は左右の二箇所だけです。
出来るだけ縫わない、という今回のテーマには最適と言えますが、裏を返すと粉末が噴き出すとしたらこのシーム以外には無いということなので、単に一回縫うだけでは心許なさもあります。
そこで、前々から考えていたアイデアを使用することにしました。
それがこの縫い方"アンパラレル2ステッチ"です↓
この2列のステッチはただ補強として2回縫い合わせただけではありません。
この写真をよーく見ると、2列のステッチは針穴が半針ずつズレています。
単に2列平行になる縫うよりも、こうすることでステッチAが縫えていないデッドスペースである針穴〜針穴を、
隣の半針ずれたステッチBが縫い合わせているのです。
つまり2本のステッチがそれぞれのデッドスペースを補い合っています。
そうして出来上がったチョークバックsample
クロージャーはシンプルで確実なロールトップにしました。
口を閉じた状態です。
、、、と、ここで計算ミスが発覚しました^^;
マチ幅が狭く、自立しにくいバランスとなってしまいました 泣
ここは改善必須です💦
何はともあれ、Lobster Clinbing Technica 第1号のチョークバック完成しました
テストを経て、販売できる品質に至れば販売予定です。
よろしくお願いします。
WEBSHOP開設しました
先日こちらでもお知らせいたしました、
WEBSHOPを3/10開設いたしました!
https://lobster-climbing-technica.com
取り急ぎ、システム確認用の一枚のみ販売ですが、、、
これを機に、新たにサポートできるクライマーと繋がる事が可能になり、とても嬉しく思います!
ロングの構想
を頭の中で練り、イメージしている今シーズン。
私は息子が1人いて、先日二歳になったばかり。目を離せばあっちこっちと走り回り言葉もどんどん学習して爆誕からの爆育中です。
そんな私生活を過ごしているのでなかなかジムも外岩もいけませんが、1時間でも捻出できそうなら御岳へ足を運び、やっぱり岩がイイなーと攀じ登ってます。
話をロングパンツに戻しますが、
そうして外で登っているとロングパンツに求められる内容が明確になります。
12月が目前の今、まさに外岩ハイシーズン。
今年は暖冬の兆候がありますが、それでも朝夕や日影は気温もぐっと低く、脚衣は長いものがベター。
そして人工壁には無い鋭利なホールドや露岩したランディングなど、もしものときに人体を傷つける要素があるのも外岩。
果たしてこれら全てを払拭出来るクライミング ボトムスはあるのか?
という問いには自分はNOと言います。
・寒さから身を守るにはハイロフトな素材(フリースやダウン)
・外傷から身を守るには厚く堅牢な素材(コーデュラ、ケブラー、ヘビーオンスデニム)
・動きやすさを求めるなら薄くストレッチ性のある素材
・着ていることを忘れるようなフリーな着用感を求めるなら軽量で肌にまとわりつかない素材
求められるものを挙げればまだまだありますが、概ねこんなところでしょうか。
これら全てを網羅する素材、私の知識内では見当たりません。
ただ、"工夫"によっては純度は下がるものの求める要素を複数網羅する事は可能です。
例えばヒートテックのような保温肌着とオーバーサイズパンツの組み合わせ。これなら暖かくムーブを出しやすく思える反面、常に肌に肌着の圧迫感があるし、肌着とパンツの摩擦が発生し本来のムーブに僅かなブレーキがかかります。
これは一例ですが、何かを優先すると他の何かは損なわれる、というのが私の考えで、全ては"バランス"が大切と感じます。
動きやすい、保温性、軽量性、堅牢性
これらの"バランス"の良いものがロングパンツに求められるものだ、とコンセプトにして企画していこうと1つベクトルが見えました。
それらを具現化するため一番肝心なもの、、、は素材とパターン(型紙)。
日々時間を見つけてはあれこれリサーチしていますが、これで決まりかな、という素材及び手配ルートを見つけられました。
詳しくは、また次回のロングパンツのblogにて紹介できれば、と思います!
エコ企画
を考えております。
というのも、ショーツの生産過程の中で発生してしまう中途半端な長さの生地が結構溜まってきたので、
ミシンを踏む横目で
"これどうにかならんかな?"
と悩んだ末、、、
この残生地でショーツ作ってもアリでは?
と思いつきました。
いわゆる、クレージーパターン(多色組み合わせ)というやつです。
残った生地だし、sureshot shortsのお値段よりもお値下げしようと思います。
もちろん可動性や軽さなどの機能はそのままです!
これらは出来上がり次第の告知とさせていただきます。
今オーダーをいただいているsureshot shortsのオーダーが終わり次第始めます!
問題は、いつから始められるかな?という点。
現状、ありがたいことに九月いっぱいはショーツの生産でキャパがフル状態、、、という ^^;