LOBSTER works

オリジナルギアやクライミング全般についてのlogです

ロングの構想

を頭の中で練り、イメージしている今シーズン。

 

私は息子が1人いて、先日二歳になったばかり。目を離せばあっちこっちと走り回り言葉もどんどん学習して爆誕からの爆育中です。

そんな私生活を過ごしているのでなかなかジムも外岩もいけませんが、1時間でも捻出できそうなら御岳へ足を運び、やっぱり岩がイイなーと攀じ登ってます。

 

話をロングパンツに戻しますが、

そうして外で登っているとロングパンツに求められる内容が明確になります。

12月が目前の今、まさに外岩ハイシーズン。

今年は暖冬の兆候がありますが、それでも朝夕や日影は気温もぐっと低く、脚衣は長いものがベター。

そして人工壁には無い鋭利なホールドや露岩したランディングなど、もしものときに人体を傷つける要素があるのも外岩。

 

果たしてこれら全てを払拭出来るクライミング ボトムスはあるのか?

という問いには自分はNOと言います。

 

・寒さから身を守るにはハイロフトな素材(フリースやダウン)

・外傷から身を守るには厚く堅牢な素材(コーデュラ、ケブラー、ヘビーオンスデニム)

・動きやすさを求めるなら薄くストレッチ性のある素材

・着ていることを忘れるようなフリーな着用感を求めるなら軽量で肌にまとわりつかない素材

 

求められるものを挙げればまだまだありますが、概ねこんなところでしょうか。

これら全てを網羅する素材、私の知識内では見当たりません。

 

ただ、"工夫"によっては純度は下がるものの求める要素を複数網羅する事は可能です。

例えばヒートテックのような保温肌着とオーバーサイズパンツの組み合わせ。これなら暖かくムーブを出しやすく思える反面、常に肌に肌着の圧迫感があるし、肌着とパンツの摩擦が発生し本来のムーブに僅かなブレーキがかかります。

これは一例ですが、何かを優先すると他の何かは損なわれる、というのが私の考えで、全ては"バランス"が大切と感じます。

 

動きやすい、保温性、軽量性、堅牢性

 

これらの"バランス"の良いものがロングパンツに求められるものだ、とコンセプトにして企画していこうと1つベクトルが見えました。

 

それらを具現化するため一番肝心なもの、、、は素材とパターン(型紙)。

 

日々時間を見つけてはあれこれリサーチしていますが、これで決まりかな、という素材及び手配ルートを見つけられました。

 

詳しくは、また次回のロングパンツのblogにて紹介できれば、と思います!

 

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