悩みに悩み、選んだ生地
ショーツの作成にあたり、生地の選定には悩みに悩みました。
綿か、ポリエステルか、ナイロンか、
デニムかチノか、はたまた、、、
と選択肢は幾らでもあります。
前回のブログで載せたカモフラージュの生地は、綿とポリエステルで出来た生地なので、比較的軽量で速乾性のあるものです。
しかし、アメリカから取り寄せた生地で、値段や安定供給できるか?という観点からすると不安要素ばかりなので、他の生地を選ぶ必要がありました。
結論から入ると、選んだのはとある生地屋さんの定番であるナイロン100%のタッサーという生地です。
決め手は以下のポイントです。
・適度な厚みと軽さ
・丈夫
・速乾性がある
・ノンストレッチ(伸びない)
上の3つはクライミングには必要な要素だと理解いただけると思います。
「ノンストレッチ」については、「伸びる方が動きやすいでしょ」という声が聞こえてきそうです^^;
実際その通りです。
でも敢えて伸びない生地を選んだのは理由があります。
それは「私自身が生地が肌にピタッと貼り付く感覚が苦手」で、特にハイステップやヒール等のムーブ時、尻や膝に生地のテンションがギュッと掛かるのに違和感があるからです。
(そんな繊細な違いで、登れる登れないを左右するような高グレードをトライしているわけでは無いのですが、、、汗 )
それでも生地が肌に貼り付かず摩擦を起こさないような感覚で登りたい、というコンセプトがあるので、敢えて伸びないタッサー織りに決めました。
クライミングウェアもどんどんスリムフィットになりつつあり、しまいにはピタピタのタイツやスキニージーンズが台頭しそうな今日なので、
私が作ろうとしているパンツは既に時代遅れでベリーナード(→超ドンくさい)な出来上がりになりそうな気配が、、、出てます 笑